今はプログラムを書きたい気分ではない。

問題を解いていると、その問題に対して網羅的に解法を考えている自分が攻撃的な喜びを持っていてどうしても落ち着かない。

仮にこの感情が攻撃性を帯びていたとしても、被害者はただの問題である。解決されるために存在しているのだし、問題そのものもただの文章だったりセンテンスの抽象的な並びだったりして人格を持たない。

無意味な自意識だと分かっていても自分が幼い落ち着きのなさで興奮しているという考えが頭を過ぎっただけで気力が失せる。

もっと冷静であるべきなのに冷静でいるために必要な本能的な動機が自分の中に見当たらない。

逆に自分が問題を解いている時どうありたいのかを具体的に考えてみる。単純に問題を処理するためだけに頭が働いていて、興奮も喜びも焦りもない。そのためには問題以外に何を考えていればいいのか。または何を考えないようにするべきなのか。

まったく見当が着かない。

15時56分